すきとおった沼日記

勉強したこと、共有したいことを書いています

モダンのための図書館利用

背景

レガシー開発に従事するあまり、ITの知識が偏ってしまった私は
 本を読むことで知識不足を補充することにしました。
  とはいっても本は買うとお金がかかります。
  また何から読めばよいか悩みます。
結論を先に言うと、これらの問題は図書館が解決してくれます。

私と似たような境遇の方のために、考えたことや読んだ本を共有します。

想定する境遇

・本は読みたいけどお金がかかる(技術書はお高め)
・モダンな開発経験が積みたいけど仕事で携わる機会がない
・新しいことを始めたいけど、何から始めたらいいかわからない
・図書館とか小学生の時行った以来だわぁ。。。

目次

  1. お金の問題
  2. 何を学びたいか
  3. どの本を読むか
  4. おまけ(読んだ本)

お金の問題

「本は買わずに借りる」を選択しました。
具体的には、公立図書館で借りちゃえば無料です。
最新の技術所などは図書館にない場合もありますが、
多くの人が推薦するような良書はほぼ図書館にあります。
なので、まずは近くの公立図書館で図書カードを作りましょう。

身分証明書の提示が必要な場合がありますが、
図書館と同じエリアに居住していなくても利用できると思います。
自宅の近くや、職場の近くなど、気が向いたらさくっと行けるような
利用しやすい図書館を探して実際に行ってみましょう。

何を学びたいか

私の場合、学びたいジャンルはざっくりと「AI」「アジャイル」「Python」でした。
Amazonのレビューなどで本を探すのも良いですが、実際に手にとって全体を読めたほうが自分にあった本を探しやすいです。

なにはともあれ、図書館の技術書コーナーに向かいましょう。

図書館の本は、論文の様な重箱の隅を議論する本だけでなく、入門書もしっかりと揃っています。
気になるジャンルの名前が本の帯についている本を何冊か開いて読んでみてください。
単語レベルで全然わからないのか、逆に簡単すぎるのか、挿絵が多いほうがいいのか、
フィーリングに合う本を探しましょう。

どの本を読むか

本のレビューとかは気にせずに、自分の知識を補完できるかどうかを重視してみてください。

まずは、自分によっての良書を探します。

本棚の本を5冊くらい手にとって眺めたところ、
気になったのはこの本です。

ニューラルネットワーク自作入門 | Tariq Rashid, 新納 浩幸, 新納 浩幸 |本 | 通販 | Amazon

フィーリングの合った本を読むと、本の中に更に参考文献が大量に出てくることがわかります。
筆者の方も本を書く上で、たくさんの本を参考にして書いているということです。
すなわち、本は1冊では学びきれない(まとめきれない)ともとれます。
読んでいくうちに、「この内容はあの本で読んだな」だからこの本は読まなくても大丈夫とか、
「こんなにおもしろい観点で考えることもできるのか」という発見も出てくるようになります。
同じジャンルに限れば、共通する知識が増えていくことにより、本は読めば読むほど次の本が楽に読めるようになります。

読んだ本

入門として読みやすい書きっぷりの本を選んでいます。
いろいろな人が推薦している本だとは思いますが、未読の方は手にとってみてはいかがでしょうか。

No ジャンル タイトル 著者
1 AI ニューラルネットワーク自作入門 Tariq Rashid
2 AI & Python ゼロから作るDeepLearning 斎藤 康毅
3 アジャイル アジャイルサムライ Jonathan Rasmusson
4 アジャイル エッセンシャルスクラム Kenneth S.Rubin